「病とともに生きる」ようになると、病が日常になるわけで。あるいは、病が一つのアイデンティティになるわけで。病を持つ人の日常・アイデンティティと常にある程度向き合い続ける必要がある日々の中で。「全人的な」云々は理想論であることは否めず、わたしが最低限かつ責任持って把握しているべきは病とそれに付随するいくつかの問題点である。そういった線引きを敢えてする時はあるし、そうすべき時はしばしばある。しかし一方、全人的な理解を常に当たり前に(そして無意識に)求めてくる人もいる。が、そんなもんできん。そう言いたい。そんな時もある。わたしは全く天使ではない。


さておき、業務や調整に追われて患者をろくろく看れぬ日が、一番辛い。